今日の日本経済新聞の記事。

「起業家精神を生かす農業を」

改正農業経営基盤強化促進法の4月施行に関連した内容。

要約すると、

・農業の最大の課題は農地をいかに集約するか。

・効率化がし易いはずの平地ですら、農地の分散が生産性向上を阻んできた。

・長期的視点から農地の利用方法や生産者を考えていくべき。

・収益性が低い日本の農業で、先例にとらわれない柔軟な発想で経営拡大する農場が誕生してきている。

・生産基盤の荒廃を防ぐため、そうした経営を後押しする農地の利用計画をすべき。

食べ物について考える時、消費者としては国産の選択であったり、価格への理解であったり、生産現場の理解に努める必要があると思いますが、一方で、生産者、農地所有者は、「日本の食を支える農地」との自覚を持って、その効率的な利用に努めていってほしいと思います。

閉鎖的な思考ではなく、公共財との意識から判断、行動をしていってほしい。

そのための、国、地方自治体の制度であり、農業委員会など関係機関の判断や行動であってほしい。

そんな事を思った記事でした。