今年も、やっと和綿のタネを播きました。

お客様にいただいた種から育てて、今年で3年目。

やっと、抱えきれないほどのワタが集まってきたのですが、ご想像の通り“ふわっふわ”でかる〜いのです。

まだ2kgにもなっていないのです。

畑の面積としては結構ありまして、二畝くらいで育てています。

ですから作業量はそこそこあるのです。

、、気が遠くなるのです。

タネをくださったお客様は、綿の栽培から、綿繰り、糸紡ぎ、そして機織り、衣服などの製作までやっていらっしゃいます。

もー、果てしなく、気が遠くなるのです。

今は機械化がされているとは言え、どれだけの作業があるかを想像すると、有り難みも増します。

機械化されていない工程や地域もあるでしょうから、最終的に安い綿製品を手にできていれば、どこかに歪みが生じてしまうかもしれないと、容易に想像できます。

採れた綿で何か作る、なんてまだまだ遠い先の話。

今年も坦々と、育ててみます。