旬の新鮮な野菜を届けてくれる、久保農園さん。
「久保さんの入りましたよ。」
そう言うと、
「あら、いただくわ。」
「久保さんのおいしいねぇ。」
そんなやり取りが交わされるYaohacci。
たくさんの方に喜んでいただく久保さんの野菜。
なんで?
その訳を探るべく、畑にお邪魔しました。
皆さんに喜ばれている、あのトマト、サンロード。
黒豆の枝豆、おかひじき、そして、大人気のトウモロコシが、元気に育っています。
いろいろおいしいですが、今はやっぱりトウモロコシですよね。
朝採れの新鮮なトウモロコシは他にももちろんありますが、久保さんのはその味、食感、絶妙。
食べ比べてみても、やっぱりおいしい!
なんで久保さんのトウモロコシは美味しいのかと訊ねると、「やるべき作業を、ちゃんと手間をかけてやっているからかなぁ。」
お話を伺っていると、まるでわが子を育てる親のよう。
久保農園さんは、生協さんなどにたくさんの野菜を出荷する農家さんで、その出荷量もかなりのものです。
その全てにこだわりすぎたら大変すぎる、と思うのですが、奥様の美津恵さんは特に、好きな作物を可愛がりすぎるようです。
「この茄子の畑に入ったら全然出てこないよ。」
ご主人の達人さんが和かに言います。
美津恵さんは収穫時期、収穫する部位にもこだわり、春先にとても評判だった春菊は、食べ手のことを考えて、柔らかい、先の方だけを丁寧に摘んでいたそうです。
どうりで、サラダでもおいしい、柔らかな春菊だった訳ですね。
美津恵さんは管理栄養士でもあり、料理も得意。
調理する方のことも考えて、育て、収穫しているんですね。
と言いつつ、可愛がりすぎるのはお二人ともなようで、トウモロコシは、面倒な被覆資材を剥がす作業を、一緒に、子供にバンザイをさせて服を脱がすようにやるそう。
初めのうちはトウモロコシを被覆して守ってあげて、ある時期になったらそれをちゃんと取ってあげて、土寄せをして。
作業を手を抜かず、丁寧に、一つ一つ。
いろいろお話を伺っていて感じたのは、育てる野菜たちへの、愛情。
答えは、「愛情」か
そう思った、畑でのひととき。
愛情を注いで育てる野菜たち。
でも、大変なこともあるだろうとご主人に質問しました。
「大変と言えば大変ですけど、やりがいがありますし、大変じゃないですね。」
「まあ、自分で蒔いた種ですから。。。」
.
.
「上手いこと言うなぁ。」
上手いこと言って、自分ですかさずツッコむ、達人さん。
愛情たっぷりに野菜を育てつつ、農場の経営を担う達人さん。
ピュアに愛情を注ぐ美津恵さん。
そして、お二人が「ほんと働き者」
と言うお父さん、お母さん。
いい塩梅で時間が流れる、久保農園さんです。
久保農園さんは直売もしています。
Yaohacciにない時は是非、久保さんにお問い合わせを。